いつも食べ物ネタ(特に八百屋さんネタ)が多い私ですが、今日はジョージアの露店(正確には路上?)で初めて下着を買った話をお披露目しようと思います(恥)(*´꒳`*)
ジョージアの露店・路上販売
ジョージアトビリシには、ショッピングセンターやモール、スーパーといった買い物スポットもありますが、
露店・路上で商売をしている人も多く、スーパーに行かなくても必要なものが揃うのでは?という活気がある町も多々。
私の町にある露店でとりわけ多いのは八百屋さん。勝手に八百屋ストリートと呼んでいる通りがいくつもあります。
ですが、その他、雑貨屋、靴屋、洋服屋も賑わっています。
買い物に出かけるたびに気になっていたのは、下着の路上販売。
いつも通る横断歩道の先に、椅子に座りながら女性用のパンツだけを販売している女の人がいるんです。
人通りが多い場所ですし、サイズごとに綺麗に重ねて膝の上に置いているので、私があれこれ触って物色するのは敷居が高いな、と感じ、気になりつつも通り過ぎるだけの日々が続いていました。
他にも、この女性のようなスタイルで、女性のブラジャーだけ、男性のパンツだけ、靴下だけ、ストッキングだけ、アクセサリーだけ、といったように得意分野の商品を個人で販売している姿を多々見かけます。
ついに路上でパンツを購入!
日本から持ってきた下着がだいぶ古くなり、縮んでしまったり破れてしまったものばかりになってしまったため、なんとしても新しいものを入手せねばならない時が来てしまいました。
屋内で、割とゆっくりみて回れるお店も何件か見て回ったのですが、大きいサイズが多かったり、あまり好みではない素材のものが多く、これ、というものが見つかりません。
あの横断歩道の先の路上で女性が販売している下着は、遠目からも何となく好みのものがあるのを感じていたので、意を決して声をかけてみることに!
「ガマルジョバ!(片言のジョージア語で)見てもいいですか?」と尋ねると、もちろんよ!という感じで、対応してくれました。
幸いにも小さいサイズが一番上に置かれていたので、上から順に見させてもらっていたら、私のサイズに合うものでおすすめのものをいくつか選んでくれました。
その方のチョイスが、私の好みにドンピシャだったので、悩む時間もそこそこに、購入することに成功!
コットン&ペルー製のものが、2枚で5ラリでした。(約175円)
(さりげないレース装飾ありのシンプルなデザインのものを2つ選びました。)
※値段は選ぶ前に確認しました。決めてから聞いて高いと断りづらいので・・・
購入後も、「どこから来たの?」「ジョージア語は話せるの?」など話しかけてくれ、アジア人の私にもフレンドリーな対応をしてくれました。
記念に一枚、写真を撮らせてもらいたかったのですが、恥ずかしいと断られてしまいました。
隣で靴下を売っていた女性に、良いじゃないの〜と言われているような感じがしましたが、またお世話になりたかったので、ありがとう、といってさよならしました。
次はブラ!初めての青空フィッティング!
私は、機内持ち込みOKのバックパック1つに収まる荷物だけを持ってきたので、下着も最低限の枚数のみ。
ブラも、使い慣れたものを持ってきていたので、くたびれてきていましたし、夏になり、透けにくい色のものが欲しくなったので、ついでに見てみることにしました。
すると、白いシャツを売っている露店に、私が欲しかった色のものがあるのを発見!
両サイドは八百屋さんです(笑)
他にも見ている女性がいたので、私も混じってみました。
気になったものの素材やサイズを確認していたら、お店の人が「これが欲しいの?」と聞いてきました。
私は、サイズが知りたい・・・と伝えると・・・
おばちゃんは、私に、服の上からそのブラのホック部分をつけ始めました!!
突然抱きしめられる形になり、あたふた(汗)
「どう?ピッタリよ!」と言っているようなおばちゃん。
確かにアンダーのサイズはちょうど良かったのですが、カップが合うかどうか心配だったので、即決はやめました。
今日はこのくらいで帰ろうかな、と思った帰り道に、フリーサイズの楽チンブラを発見。
家用にひとつあったら良いかな、と思ったので、こちらを購入することにしました。
12ラリ(約420円)でした。
下着はすべて新品販売!
露店・路上販売の洋服は、古着を綺麗に洗って、修繕して販売しているものも多いですが、下着は新品販売です。
私は158cm、痩せ型体型なので、ジョージアで自分の体型に合った下着がなかったらどうしよう、と心配していましたが、わりと選択肢があることがわかり安心しました。
余談ですが、ジョージアで見かける古着は、トルコのもの、ロシアのもの、イタリアのもの、中国のもの・・・と様々な国の製品があり、1点ものも多いので、見ていてとても楽しいです。
いいな、と目をつけていたものが、次に行った時にはなかった、ということも。
古着は、気に入ったときに即決した方が良いことを学びました。
屋根付きの洋服通りでは、大きな布をカーテンがわりにぶら下げて、簡易試着室を作ってくれるところもたくさんあります。
ちょっとした倉庫のようなところで試着したこともあります。
しかし、海外の路上で下着のフィッティングをしたのは初めてです(笑)
路上販売ギャラリー
オレンジの矢印の奥に、服屋街が連なっています!
こんな感じで壁に上手にディスプレイされています↓↓↓
高いところのは、竿を使って取ってくれます!
ちょっと怪しげに見えるマネキンさん。この日はちょっと微妙でしたが、いつもは一押しの商品と思われる服が飾られていて、入れ替えが激しいです。
この階段の先には、古着屋さんや雑貨屋、コーヒー豆売り場などがあります。
ちょっと入るのに勇気がいる雰囲気の狭い入り口でも、中に入ってみたらとても広くて、品揃えが良いお店があったり、八百屋さんの奥に洋服屋さんや雑貨屋さんがあるなど、この奥に入っても良いんだ、と言う場所にもお店が出ています。
露店・路上には、大型モールにはない魅力があり、探検気分で立ち寄ってみると、思わぬ出会いがあって楽しいですよ!
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