ジョージアトビリシで「合鍵」(スペアキー)を作るにはどうしたら良いの?
鍵をなくしてしまったり、家族の分の鍵を作りたい・・・
そんなときの参考になれば嬉しいです。
ジョージアトビリシで合鍵を作る方法
合鍵屋さんはどこにある?
合鍵を作ってくれるお店は、メトロ(地下鉄)乗り場に行く地下道によくある、とジョージア語の先生に教えてもらったので、探しに行ってみました。
合鍵が作れるお店には、【გასაღებების შეკეთება】とか【გასაღებიまたはგასაღებები】という看板が出ている、ということなので、キョロキョロと通りにあるお店を見ながら歩いていると・・・
ありました!
わかりやすく「鍵」のマークの看板が出ているお店を発見!
探していた文字と異なりますが、このお店の看板には【გამვრალება】と書かれています。
გამრავლება=増える、と言う意味の看板だそうです。
合鍵だけでなく、時計の修理、アイロンや小型家電製品の修理もやっているお店でした。
(参考)このお店の他に、もう一軒、こんな看板のお店もありました。
合鍵を作りたい、てジョージア語で何て言うの?
以下のフレーズは、ジョージア語の先生に教えてもらったものです。
(スペアを作りたい鍵を見せながら・・・)
დუბლიკატის გაკეთება მინდა
ドゥブリカティス ガケテバ ミンダ
[dublik’at’is gak’eteba minda]
と言います。
直訳すると、複製したいという意味になります。
その後、下記の文章をもう一度付け加えます。
გასაღების დუბლიკატის გაკეთება მინდა
ガサゲビス ドゥブリカティス ガケテバ ミンダ
[gasaghebis dublik’at’is gak’eteba minda]
鍵を複製したい、という意味の文章です。
私が行ったお店では、お店の入り口に一人従業員さんのような方がいたので、「ウカツラヴァド」(すみませんが・・・)という感じで話しかけ、この2つの文章を見せたところ、意図が伝わり、中で作業している人に伝えてくれました。
いくらで作れるの?
合鍵の相場がわからないので、言い値が高かったらどうしよう・・・と不安でしたが、このお店では「8ラリ」で作ってくれました。
1ラリ約40円で計算すると、320円。
20ラリ以上するようだったら他のお店もあたってみよう、と思っていたのですが、想像よりもリーズナブルで助かりました。
支払いは、合鍵が完成した時にしました。
費用は8ラリ、作業に15分かかる、と注文時に教えてくれたのが好印象でした。
出来上がるまで、一度地上に出て散歩してました^^
出来上がった鍵が機能するかすぐに確認!
思ったよりも安く、早く合鍵を手に入れてほっとしたのですが、家に戻って使ってみると、「機能しません!」・・・
鍵をかけることも、鍵を開けることもできないのです・・・
よくみると、一部バリが残っていたので、この部分を削ってもらわないとダメかも・・・
ということで、すぐにお店に引き返しました。
(領収書をもらっていなかったので、翌日に行くのは避けたかった・・・引き返したら、同じ作業員のおじさんが居て、覚えててくれたので助かりました。)
合鍵が機能しないことは想定外だったので、交渉するためのジョージア語フレーズは、先生から教えてもらっていません・・・
なので、自分で翻訳した文章を見せ、なんとか「鍵が機能しないこと」「修正してほしいこと」を伝えました。
ここにちょっと削り残しがあるんだよね〜という感じもジェスチャーで伝えてみました(笑)
すると、作業のおじさんは、太さや幅、厚みなどをチェックする器具で、丁寧にチェックしてくれ、あちこち修正開始。
こんなに直すところがある状態だったのか・・・!?と心の中で思っていたことは内緒です。
直し終わった鍵を持って帰る前に、今日は何時までやっているのか、念の為確認しました。
もう一度来ることになるかもしれないと思ったので。
※修正時に追加料金は取られませんでした。
家に帰って再確認してみると、、、使えました!
良かった!!
なぜ、合鍵が必要になったのか・・・
以下は、私が合鍵を作ることになったきっかけ話です。
(いわゆるドジな体験談・笑)
先日、部屋の鍵を、エレベーターのドアの隙間に落としてしまいました・・・
こんなところにすっぽりと落とす人が本当にいるの?という出来事。
あっという間でした。
溝が深く、どこに落ちたかも見えません。
偶然、その場に居合わせたジョージア人二人も唖然としていましたが、「エレベーター会社に連絡してみたら?」と連絡先を教えてくれました。
(エレベーター内に連絡先が明記されている場所を教えてくれた)
言葉が通じるかどうか、とても不安でしたが、借りているお家の鍵だったので、なんとか取り戻さねば・・・と必死な気持ちで電話をかけてみると・・・
何やら自動音声が流れ、強制的に切られてしまいました。
ジョージア語の先生の力を借り、メッセージを解読してみると「この電話番号は現在使われていないこと」が判明。
どうしよう・・・頭が真っ白です。
すると、「合鍵を作れるところないかな?」という家族の一言。
エレベーター会社の人を呼んで鍵を救出してもらうよりも、合鍵を作る方が費用もかからないかも・・・
何やら、私がひとりでアタフタしていたので、話しかけるタイミングに困っていたようでした。
この声かけから、合鍵作成プロジェクトがスタートしました(笑)
ジョージア語の先生のアドバイスもあったおかげで、すぐにお店が見つかり、早く合鍵をげっとすることができほっとしています。
しかし・・・複製した鍵は、元の鍵の色と異なる鍵となってしまったんです・・・
元の鍵:シルバー、合鍵:ゴールド
素直にオーナーさんに鍵を落としてしまったことを伝えることもできたのですが、できれば伝えることなく、解決したかったため、合鍵を作ったのですが、これでは複製したことがバレちゃいますね。
今度オーナーさんにあった時に、報告しておきます・・・。